プレゼンテーションマウスの作り方 how to make presentation mouse


できあがり図。マウスは普段は普通のマウスとして使用できますが,プレゼンテーションをする際に,スイッチ付きコードを接続すると,マウスの左クリックをしなくても,プレゼンテーションを進めることができます。
一人で立って,観客を向いたまま画面を切り替えることができるようになり,スムーズなプレゼンテーションができるようになります。


作り方


1 まずマウスを分解します。(機種によってはねじがシールで隠されているのもあります。また開け方にずらすなど工夫がいるのもあります。)
  くれぐれも自己責任でお願いします。(特に冬場静電気にはご注意を)



2 基盤をはずしてテスターで左クリックのスイッチを確認してそこにコードを半田付けします。


3 マウスに穴をあけジャックを取り付けます。


4 マイクロスイッチにコード(百円ショップの5メートルのイヤホンをつかうと安くて簡単)を半田づけして,
ボンドクイック5というエポキシ接着剤で固めるとできあがり。


このスイッチはパワーポイントでのプレゼンテーションだけでなく,チャイコフスキーの「1814年」の大砲の音をオーケストラで演奏するときにも活躍したことがありました。様々な場面で使えると思います。また特別支援教育では,スイッチを大きいものに変えて,子どもたちにプレゼンテーションをしたこともありました。
さあ,あなたも作ってみましょう。最初はこのマウスより大きいものが作りやすいです。